津波訴訟、従業員遺族と和解 宮城・常磐山元自動車学校

無 宮城県山元町の常磐山元自動車学校で勤務中、東日本大震災の津波で犠牲になった女性従業員の遺族が、学校側に損害賠償を求めた訴訟は6日、近く仙台高裁で和解が成立する見通しとなった。原告側の弁護士が明らかにした。教習生25人の遺族らが賠償を求めた訴訟は、5月に和解が成立している。

自動車 弁護士によると、学校の対応が死亡の一因になったことを学校側が認めて謝罪することや、学校跡地に慰霊碑を建てることを条件に合意する見込み。

 昨年1月の一審仙台地裁判決は、女性従業員と教習生全員に対する学校の責任を認め計約19億1千万円の賠償を命じた。(共同通信)

大川和夫 3(コメント)東日本大震災の津波のような自然災害においても、会社が避難の対応を間違えると、事業主の過失責任が問われ、多額の損害賠償を支払うことになります。会社は、今後起こりうる自然災害(南海トラフ巨大地震)にも備え、人命を最優先にしたリスクアセスメントの構築が責務だと思います。

2016-07-06 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : lifeatwork